毎日新聞のニュースサイトで気になる記事を見つけたので紹介します
参考にした元記事はこちら:毎日新聞
政府は14日の「まち・ひと・しごと創生会議」(議長・安倍晋三首相)で、東京一極集中の是正に向け、東京23区内での大学や学部の新増設を抑制する仕組みについて、検討を始めることを決めた。2017年夏をめどに、法改正を行う必要性を含めて方針を取りまとめる。
都内の大学の新増設を抑えることで、東京へと上京する学生の数を減らす(というか、これ以上増やさない)のが目的のようです。確かに、大学などへの進学を機に上京する若者って多そうですもんね。このサイトもそういう若者を応援しているわけですし(>_<)
東京一極集中が加速中
長引く不況やデフレから、東京暮しの費用を賄うのが大変なので、地元で進学する人が増えている、という印象だったのですが、実際には、東京圏への転入超過は4年連続で増えているそうです。もちろんそのすべてが学生なわけではないですが。
2015年は東京圏への転入超過数が約12万人だったということなので、いずれにしても東京一極集中が加速しているということらしいです。
東京は便利だし、アートやエンターテイメントに触れる機会も多く、ファッションでもグルメでもお店が無数にあります。そのうえ同性異性を問わず出会いもたくさん。若い人たちが東京に集中しがちなのも当たり前と思います。
地方には地方の魅力
逆に、若い頃にある程度東京で楽しんでしまうと、その後は生活環境の良い地方の魅力に気がつきはじめる人も多いです。わたしも高知県に移住したのは大学を卒業してしばらく経ってからですが、水も空気もきれいでホント癒されました~。
東京にも地方にもそれぞれ特色があり、いいところと悪いところがあります。人によって合う合わないもあります。なので、無理して学生の数を減らす必要もないと思いますけどネ。
それよりも、社会人になってから、地方でもお金を稼ぎやすい状況を作ってあげれば、一度は東京に出た若者たちも、きっと地方に戻ってくると思います。結局、地方暮らしの最大の難点は、現金収入を得ずらいということですから。
個人的には子供時代を田舎で、大学~30代くらいまでを東京や大阪などの都市で、それ以降はまた田舎で、というライフスタイルがいいかな~。
黙っていても若者の数が減っていく少子高齢化社会。都市も地方も、より暮らしやすくなるように、上手にバランスをとっていければいいですね。