引越しの荷物の中で大物といえば、ベッド、洗濯機、冷蔵庫。中でも冷蔵庫は大きいだけでなく、重さもとてもあります。
そして、さらにやっかいなのが冷蔵庫の中身。みなさんはどうしてますか?
引越し前に水抜き
まず、冷蔵庫は引っ越しの前日にはコンセントを抜くのが基本。いわゆる「水抜き」をする必要があるからです。前日というのは無理でも、遅くとも冷蔵庫を運び出す8時間以上前にはコンセントを抜いておいてください。
電源が切れて冷蔵庫の中が常温に戻ると、庫内の霜が融けていきます。融けた水がは冷蔵庫に付属しているトレイ(またはタンク)に溜まっていくので、冷蔵庫を運び出す前にこの溜まった水を捨てておかないと、ほかの荷物が濡れてしまうんですね。
運ぶときにはなるべく冷蔵庫を傾けないようにしてください。長い時間傾けてしまったり、横にしてしまったときには、縦に戻してからコンセントを入れるまでに数時間~1日待つようにしましょう。コンプレッサーの故障の原因になるようですよ。
中身はクール宅急便で
冷蔵庫の中身については、2週間くらい前から献立を工夫して、使い切るようにするしかないです。でも、実際にはそううまく使い切れるものではないですよね。
食材だけならまだしも、冷蔵庫の中にはバター、お味噌、マヨネーズ、ケチャップなど、そう簡単には使い切れない調味料の類も入っています。引っ越した先でもすぐに必用になるものですから、なるべく捨てずに持っていきたいですよね。
そんなときに便利なのがクール宅急便。電話一本で集荷にも来てくれるし、あとは引っ越し先の玄関で受け取るだけなので楽チンです。
注意して欲しいのは、受け取る日付の指定ができないこと。とは言っても、配送にかかる日数は普通の宅急便と変わりませんし、時間帯の指定ができるので、あまり心配する必要はありません。
冷蔵庫は大きさも大きく、重さもあるので遠方から運ぶとなると自分で運ぶのは大変ですし、引っ越し業者や配送業者に頼んでも料金が張ります。寿命は10~12年ほどと言われているので、無理して運ばずに引っ越し先で新たに購入することも検討してみてくださいね。