SUUMOジャーナルから、東京の家賃が安い駅ランキングが発表されました。これは東京23区内にある約480駅のうち以下の二つの条件を満たした駅から選ばれているようです。
■ 駅から徒歩15分以内
■ ワンルーム・1K・1DKの物件
どちらも一人暮らしにぴったりの条件ですね。それでは実際にランキングを見てみましょう。
2016年、東京23区「家賃が安い駅」ランキング
順位/駅名/家賃相場(沿線/所在地)
1位 金町 5.90万円(JR常磐線/葛飾区)
2位 柴又 5.94万円(京成金町線/葛飾区)
3位 西高島平 5.96万円(都営三田線/板橋区)
3位 葛西臨海公園 5.96万円(JR京葉線/江戸川区)
5位 京成金町 6.00万円(京成金町線/葛飾区)
6位 堀切菖蒲園 6.09万円(京成本線/葛飾区)
7位 竹ノ塚 6.11万円(東武伊勢崎線/足立区)
8位 北綾瀬 6.14万円(東京メトロ千代田線/足立区)
8位 お花茶屋 6.14万円(京成本線/葛飾区)
8位 亀有 6.14万円(JR常磐線/葛飾区)
11位 梅島 6.19万円(東武伊勢崎線/足立区)
12位 新柴又 6.21万円(北総線/葛飾区)
13位 見沼代親水公園 6.22万円(日暮里・舎人ライナー/足立区)
14位 一之江 6.27万円(都営新宿線/江戸川区)
14位 喜多見 6.27万円(小田急線/世田谷区)
14位 篠崎 6.27万円(都営新宿線/江戸川区)
14位 江戸川 6.27万円(京成本線/江戸川区)
このランキングを見てすぐに気がつくことは、ほとんどが葛飾区、足立区、江戸川区など東京の東側に集中しているということです。3位の西高島平(板橋区)と14位の喜多見(世田谷区)以外はすべて江戸川の東ですね~。
東京の東側と西側、それぞれのイメージは?
東京とひとくちに言っても、実は東側と西側とでは随分イメージが違います。東側は下町、人情味豊か、商人気質・・・など、江戸っぽいイメージがあります。対して西側はお洒落、ハイソ、緑豊か・・・など、より現代の東京的なイメージです。
どちらが住みやすいか、住んでいて楽しいかはその人の好みによりますが、今回の結果をみると、都心からの距離と家賃からみたコストパフォーマンスという点では東側に軍配があがりそうです。その一方で渋谷、恵比寿、新宿、池袋、二子玉川、下北沢、吉祥寺など、いわゆる人気の街は西側に集中しています。
14位に入った喜多見駅は、高級住宅地として知られる成城学園前駅のすぐ隣りの駅で、二子玉川へも自転車ですぐに行けます。確かにネットの賃貸情報などでも比較的家賃の安い物件を見つけやすく、わたしも穴場だと思って密かにウォッチしていました。このサイトでも小田急線での一人暮らしは?の記事でおススメしていますよ~。
3位の西高島平駅は都営三田線の始発駅になります。すぐ隣りは和光市、荒川を越えた向こう側は戸田市となっていて、埼玉県との県境の町になっています。東京の西側といっても北側と南側とでまた雰囲気やイメージが変わってきます。個人的にはあまり馴染みのないエリアですね~。
東京の東側と西側とで家賃の相場にハッキリと違いが出た今回の調査。コメントもなかなか面白いので、部屋選びの参考にしてみてください。