池袋、渋谷、横浜へ乗り換えなしで行ける便利な路線
西武池袋線には有楽町線直通のものや副都心線直通、東横線直通、みなとみらい線直通のものまであって、池袋だけでなく、渋谷、代官山、横浜などに乗り換えなしで行くことができます。途中の練馬駅からは都営地下鉄大江戸線に乗り換えが出来、新宿・六本木方面とつながっています。西武新宿線と比べても都心へのアクセスが速く、車内の混雑も多少緩やかな感じです。池袋とは逆に西方へ進めば、人気アニメ『あのはな』の舞台ともなった西武秩父に辿り着きます。
以前は池袋へ出るだけだった路線が、今ではいくつかの路線が乗り入れることにより渋谷や横浜までも乗り換えなしで行けるようになっています。それぞれの本数も多くてとっても便利。西武線なのでお洒落感はありませんが、便利さと家賃とのバランスを考えると非常におすすめな路線だと思います。
注目の駅と穴場のおすすめエリア
中央線、小田急線、京王線などに比べると庶民的なイメージで人気もそれほど高くないようですが、家賃が安いわりにはとても便利な路線です。特に家賃を抑えたい人にとってはとてもおすすめな路線になります。
【江古田駅】
池袋から3駅。東京メトロ有楽町線の小竹向原駅、都営大江戸線の新江古田駅までそれぞれ徒歩10分ほどです。日本大学芸術学部が駅のすぐ近くにあり、音楽系・芸術系の学生も多く見かけます。学生の町だけに飲食店などでは「学生サービス」がよくあります。物価も安く、カフェ、バー、立ち飲み屋など個性的なお店もたくさんあり、住んでいて楽しい町だと思います。
【練馬駅】
急行は止まりませんが、快速や準急だと池袋から1駅目になります。西武池袋線の他に大江戸線が通っていて、新宿・六本木方面へも乗り換えなしでアクセスできるのはとても嬉しいです。駅直結のショッピングモールもあって買い物も非常に便利。近くには遊園地とプールが楽しめる「豊島園」もあります。
【石神井公園駅】
池袋からは急行で1駅、10分ほどです。石神井公園駅からの始発電車もあり、通勤・通学時に座って行ける可能性があります。駅周辺の開発も進み、駅直結のイトーヨーカドーやクイーンズ伊勢丹などのスーパーの他、商店街にもたくさんのお店が連なっています。「武蔵野三大湧水地」で有名な石神井公園もあって、都心へのアクセスと静かな自然環境とが両立したエリアです。ちなみに隣りの大泉学園駅には東映の撮影所があります。
【ひばりが丘駅】
急行が止まるので、池袋まで20分ほど。南口にはパルコがあり、駅周辺は賑やかな感じです。北口は少しごちゃごちゃとした昔ながらの商店街でしたが、現在再開発が進んでいます。利便性がいいわりに家賃が安く、学生の一人暮らしにおすすめです。実は私も一時期、ひばりが丘で働いていたことがあります。ひばりが丘から先になるとローカル色が強くなるので、都心方面へ通勤通学であれば、池袋駅~ひばりが丘駅の間で部屋を探すといいと思います。