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一人暮らしの暖房器具はコレ

寒さもだんだん本格的になってきました。出来れば外出などせずに、家の中でぬくぬくしていたいです~。

下の表を見てもわかる通り、冬は一年で一番電気代がかかります。暖房機器も最近ではいろいろな種類のものが販売されていますが、みなさんは何をお使いですか?

月々の電気代の比較 ※総務省統計資料より
■夏(7~9月期) 5,103円/月
■冬(1~3月期) 6,988円/月

 

まずは暖房器具の特徴を知る

一人暮らしの暖房器具は何を使うのがお得でしょうか?

まず候補となる暖房器具ですが、エアコン、石油ファンヒーター、ガスファンヒーター、石油ストーブ、電気ストーブ、電気カーペット、オイルヒーター、こたつ、床暖房・・・意外とたくさん種類があります。

東京での一人暮らしなら、たいていの物件で部屋にエアコンはついていると思います。床暖房はファミリー向けのマンションならば標準装備の物件も多いですが、一人暮らし物件となるとついている方が珍しいでしょう。

暖房器具にはそれぞれ特徴があるので、その特長にあわせて使い分けると便利でお得です。

意外にも電気代の安いエアコン

エアコンは電気代が高いという印象がありますが、それは昔の話。最近のエアコンは省エネ機能も進み、暖房効率では他の暖房器具と比べてだいぶ優れています。つまり電気代も安い、ということです。

年代別エアコン(8畳用)、暖房時の電気代比較 ※電力比較サイト エネチェンジより
エアコンの年代 消費電力 1時間あたりの電気代
15年前のエアコン 1080w 29.16円
10年前のエアコン 755w 20.39円
5年前のエアコン 605w 16.34円

電気代はエアコン自体の性能や使い方によって大きく変わりますが、ざっくり1時間に20円程度と考えて参考にすればよさそうですね。なんと電気ストーブとだいたい同じか、むしろ安いくらいの電気代しかかかりません。

特長としては部屋全体が暖まること。ただ暖まるまでに時間がかかるのと、低い温度から一気に温めようとするとき、つまり運転しはじめた直後に消費電力が多くなり、一時的に電気代も高くなるのが難点です。逆に言えば、この部分さえ解消できればエアコンは一番お得な暖房器具と言えます。

日立エアコン「白くまくん」6畳用(2.2kw)最新タイプ

 

石油系は禁止の物件も

石油ストーブや石油ファンヒーターの特徴は圧倒的な熱量で、つけてすぐに暖まること。狭い空間であれば部屋全体が暖まります。石油ストーブであれば上にヤカンをおいて除湿器代わりに。いつでも熱いお湯が使えるのも便利ですよね。ただし灯油を燃焼させて暖めるので部屋の空気が汚れます。こまめな換気が必用です。

当然ですが、燃料の灯油を適宜補充しなければいけませんし、灯油の置き場も必要です。放火などの危険もあるので、買い置きの燃料は必ず部屋の中に置くようにしましょう。使わない期間に暖房器具と燃料の容器双方をしまっておくスペースも必要になりますが、東京での一人暮らしだと、現実的にスペースはかなり限られています。そもそも石油系の暖房の使用を禁止している物件もありますし、他の暖房器具を選んだ方が無難です。

すぐに暖まるガスファンヒーター

ガスファンヒーターは20号・35号・50号という3つの規格に統一されています。同じ規格ならかかるガス代はほぼ同じ。一人暮らしのお部屋なら、一番小さい20号を選ぶことになると思います。

都市ガスならばプロパンに比べてガス代も安いです。20号の場合、1時間あたりのガス代の目安は約13円。1日8時間程度の使用だとすると1ヶ月のガス代は3200円ほど。ファンを回す電気代も多少かかります。トータルすると、使い方にもよりますが、エアコンの電気代より数百円高い感じです。

メリットはすぐに部屋全体が暖まること。燃料を自分で補充する必要もないのでとても楽です。もし部屋にガスファンヒーター用のガス栓があるようであれば、ガスファンヒーターを使うのも全然アリですね。
一人暮らし用のサイズでも自動OFF装置のついた機種がおススメです。

自動OFFつき 都市ガス用ファンヒーター

 

柔らかい暖かさが心地いいオイルヒーター

オイルヒーターも最近ではメジャーになってきました。他の暖房器具と違い、温風を出して暖めるのではなく、容器内の油を暖めてじわじわと熱を伝達させていくため、空気を汚さず、心地良い暖かさが部屋全体に広がります。運転中もほとんど音がしないのも特徴です。

難点としては、ファンヒーターのように急速に部屋を暖めることはできないこと。部屋の広さや建物の断熱性によっては、暖かさが足りなく感じることもあります。最近のエアコンに比べると消費電力が高く、電気代も割高です。使わない期間にしまっておくのもそこそこ場所を取りますね。

他の暖房器具とは違った自然で柔らかな暖かさは魅力的なので、部屋自体の断熱性が高く、オイルファンヒーターのレトロなデザインが好きな人は検討の価値アリです。

24時間タイマー+自動温度調節機能つきオイルヒーター

値段も大きさも手頃な電気ストーブ

電気ストーブは値段も大きさも手頃で使いやすいですね。ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、セラミックヒーター、パネルヒーターなどいろいろな種類がありますが、だいたい特徴は同じです。

つけてすぐに、器具の近くだけが暖まるので、限定された場所でスポット的に使うのが向いています。トイレや脱衣場、キッチンで料理をしているとき、など。朝起きて、エアコンで部屋が暖まるまでとりあえず電気ストーブの前でやり過ごす、なんていうのも常套手段ですよね。

スペースもそれほどとらす、移動させるのも楽なので、他の暖房器具と合わせて使う用にひとつ持っておくと便利です。いろいろな形がありますが、足元を暖めるシンプルなタイプが一番汎用性も高くて使いやすいです。

 

お尻や足音の暖に電気カーペット

電気カーペットはぬくぬくと触れている場所が暖まります。部屋全体を温めるパワーはないので、他の暖房器具と合わせて使うといいですよ。特にエアコンは足元の空気が暖まりにくいので、電気カーペットと組み合わせて使うと電気代を抑えながら効率よく暖をとることができます。

夏場に敷きっぱなしにしておくと暑苦しいので、しまうスペースも考えて1畳程度の小さめのものを選ぶのがおススメです。食べ物のシミなどで結構汚れやすいのの洗えるタイプがおススメ。


洗えるどこでもカーペット(180×80cm) フランネル仕上げ 室温センサー付

根強いファンも多いこたつ

昔はどの家にもあったこたつですが、最近はあまり見かけなくなりました。わたしのまわりにも、生まれてから一度もこたつにはいったことがない!という友達が何人かいます。一方で、他の暖房器具にはない独特のスタイルに根強いファンも多く、こたつにミカンというのはまだまだ日本の冬の風物詩とも言えそうです。

暖房効率は決して良くはありませんが、こたつ内という非常に狭いスペースだけを暖めること、全体を布団で覆っていることなどから電気代は安くで済みます。部屋の中をあちこち歩き回らず、冬には冬のライフスタイルで過ごす、と割り切れる人ならこたつ生活も悪くないですよね。

背中が寒いので、補助的に電気ストーブなどを使えば、他の暖房器具なしで冬を乗り切ることも出来そう。自分のライフスタイルにあっているようならこたつという選択肢もアリですね。

暖房部分が取り外せて外観がスッキリしたタイプなら、冬以外にも使えるので置き場所にも困らずに便利です。


一人暮らしのこたつ(正方形)おしゃれな北欧風タイプ

まとめ:メインのエアコンに補助暖房をプラス

ひととおり個別に暖房器具の特徴をみてきましたが、実際のところお得さと快適さのバランスがとれた暖房スタイルとは、どんなものでしょうか?

通常の物件ならエアコンが標準装備されているでしょうから、エアコンをメインに使うのがやはりいろいろな意味で経済的です。冒頭にも書いた通り、エアコンの電気代は高いどころか上手な使い方をすれば他の暖房器具と比べても安いくらいです。

エアコンは弱で使うよりも自動運転にしておいた方が電気代を節約できます。温度は18~20度と低めに設定し、その分電気カーペットや電気ストーブなどで自分のまわりだけを補助的に暖めてあげると効果的です。

また、暖かい空気は上の方に溜まりやすいので、扇風機やサーキュレーターを天井の隅に向けて回しておくと、溜まっていた暖かい空気が循環されて部屋全体が暖かくなります。

寒い冬でもそれほど電気代をかけずに快適に過ごすことができますよ。

一番楽しい暖房器具はコレ

ちなみにわたしは、高知にいるときには薪ストーブを使っていました(#^^#)
毎日家の中で焚き火をしているみたいで楽しかったですよ~。コツを覚えると温度調節なども出来るようになってきますが、薪の消費量が思いのほか多く、何も考えずに使っていると冬も半ばだというのに「薪が足りない~(>_<)」となりかねないので油断ができません。

もちろん燃料代はかかりません。その分薪をつくる労力と時間が必用ですが、その薪割りもまた楽しい作業です。重たい斧をす~っと頭上に持ち上げて、薪の頭に集中して、えいやっと一気に降り下ろします。

パッカーン! ときれいに割れるときもあれば、薪をはずれて薪割り台に斧が突き刺さることも多々ありました(~_~;)

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そして意外と忘れがちなのが煙突内の掃除。特に切ってから間もない若い薪は水分が多く、燃やしているときにススが余計に出てきます。しばらく使っていても何ともないのですが、気がつかないうちに煙突内にススが溜まっていき、限界を超えると煙突ではなく焚き込み口の方からもくもくと煙が出はじめます。

わたしはお正月、元旦の夜、この現象に襲われたことがあります。まだ薪ストーブの扱い方をわかってなかったんです。もう夜で寒かったので、部屋中を満たしていく黒い煙に我慢しながら一夜を過ごしました。隙間だらけの家だったので一酸化炭素中毒とかの危険はないと思いますが、お陰で天井や壁が薄黒く染まってしまってそっちの掃除も大変でした。

こうなる前にきちんと掃除しなきゃダメですよね(>_<)

 

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