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一人暮らし(事故物件を見分けるポイント)

そもそも事故物件とは?

映画『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』のテーマともなっている【事故物件】。もともとは不動産関係者のなかで業界用語として使われていた言葉らしいです。事故物件公示サイト「大島てる」の代表・大島てるさんの話によると、事故物件=“住人が不遇の死を遂げた物件”ということで、住居内での自殺や他殺、火災による死亡、孤独死などが含まれるそうです。う~ん、確かに怨念が残りそうですね!

例えば自殺者の数。日本は自殺者数が多いことで知られていて、年間3万人を超すと言われています。そしてその半数以上が自宅で亡くなっているということです。また、自殺とは別に“変死者”というのが年間十数万人いるそうです。遺書がない場合は自殺としてはカウントされず、変死という扱いになるらしいです。どちらにしても相当な数ですよね!

その筋のマニアな方は別として、せっかくの東京暮らしに事故物件は避けたいもの。なので、今回は事故物件を見分けるポイントを4つ紹介します。

相場に比べて家賃が安い

これはわかりやすいですね♪ 事故物件であれば入居したい人は少なくなるわけですから、家賃を下げてなんとか入居してくれる人を確保しようということですね。つまりこの場合、不動産会社は事故物件であるということをこちら側に伝えてくれる可能性が高いと言えます。隠すつもりなら、そもそも家賃を下げたりしませんものね。
ネットの不動産情報でも「告知事項有り」と明記されている物件もあるので注意してみてください。ただ、告知事項がすべて事故物件というわけではなく、中には騒音などの生活環境に関する内容のこともあるので、きちんと告知の内容を確認するようにしましょう。

1部屋だけリフォームされている

不気味ですね。もちろん事故物件以外にも1部屋だけリフォームがされている例はたくさんあると思います。例えば前住人はがその部屋を子供部屋に使っていて、壁や床が傷だらけになってしまったとか。煙草の吸い過ぎで部屋中ヤニだらけになってしまったとか。

しかし事故物件であることの痕跡、つまり自殺や他殺があったことの痕跡(血痕とか!)を消し去るために部分的にリフォームしている場合もあるそうです。特にお風呂場など自殺が多そうな場所がリフォームされている場合は怪しいかもしれません。

建物の名称が変わったり、外壁の色を塗り替えてある

何かしら重大な事件・事故があってマスコミ等で報道されたような場合には、物件名などが変更されていたり、報道時の外観と印象を変えるために外壁を塗り替えたりしていることがあります。グーグルマップなどで調べてみると以前の物件名や塗り替える前の外観が出てくることもあるようなので、心配な人は一度調べてみるといいかもしれません。

定期借家での契約になっている

定期借家というのは、数ヶ月とか1年とか期間限定で物件を貸し出す制度です。普通は家主が海外赴任で留守の期間中だけとか、すでに取り壊しの時期が決まっていてそれまでの間だけ誰かに住んで欲しいとか、そういう場合に使われることが多いです。

事故物件の場合、1人目の住人には事故物件であることを伝えなければいけないことになっているので、家賃を相場より安くしないとなかなか借り手がつきません。そこで1人目の住人には安い家賃で短期間の定期借地契約を結んで貸し出し、その住人が退居したあと2人目の住人からは家賃を元に戻し、事故物件であることを隠して貸し出す、という不動産会社もあるそうです。悪賢いですね。前住人の契約が定期借地だった場合は注意する必要がありそうです。

まとめ

以上、事故物件を見分けるためのポイントを4つに分けて書いてみました。上記した通り、事故があったあと1人目の住人には告知をするのが業界の通例になっているそうですが、2人目以降の住人に告知するかどうかは不動産屋さん次第といった感じです。少しでも気になる点がある場合には、「告知事項はありませんか?」と直接担当者に聞いてみるのもいいと思います。
また前述した事故物件公示サイト「大島てる」でチェックしてみれば、ズバリ事故物件かどうかがわかる場合もあります。
逆にそういうのがまったく気にならない人は、あえて事故物件狙いで家賃を抑えるなどの荒業もありですネ。

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